2025/05/23
「嫌いだった自分を愛せるようになるまで」
今朝、自分で焼いたパンを食べながら、ふと思い出したことがあります。
実は私、自分の「手」がずっと大嫌いでした。
太くて短い指。女性らしさがない。醜い――。
そう思い込んでいて、誰かに見られるのも嫌で仕方なかった。
学生の頃にはついに、電車の吊り革さえ持てなくなってしまったほどです。
そんな私がある時、天然酵母のパン教室に通い始めました。
そして、そこで先生にこう言われたのです。
「あなたの手はパン作りに向いてるよ。パン手だね」
……パン手? 初めて聞く言葉でした。
でも、知る人ぞ知る “パン作りに適した手” のことだそうです。
生地をこねるのにもぴったりらしい。
ずっと「醜い」と思ってきたこの手を、初めて褒めてもらった瞬間。
びっくりして、どう返していいかわからなかった。
でも、心の奥がじんわりと温かくなったのを、今でも覚えています。
その後、私が学んだのが「臨床心理学」や「自己理解」でした。
そこで初めて、「なぜ私はあんなにも自分の手を嫌っていたのか」が、はっきりわかったのです。
それは、母が私の手を嫌っていたからでした。
子どもの頃からずっと、母に手のことを否定され続けていた私は、知らず知らずのうちに、
「この手は醜いもの」「私は愛されない存在」
と、心に刷り込んでいたのです。
本当は――
「まゆみちゃんの手、かわいいね」
「その手も、あなた自身も、愛しいよ」
そんなふうに言ってもらえたら、
私はもっと自分を大切にできていたかもしれません。
だから私は、過去の私のように
幼少期に誰かからの言葉で傷つき、
今もその痛みを引きずっている人たちに伝えたいのです。
「まずは、傷ついたあの頃の自分を癒してあげて」
そのプロセスを経た今の私は、もう自分の手だけでなく、
どんな自分も、まるごと愛せるようになりました。
あのまま自己否定の中で生きていたら、
他人の目ばかり気にして、きっとずっと苦しかったでしょう。
だからこそ私は今、自分を見つめ直し、癒し、
愛する力を育むカウンセラーやコーチを育成しています。
誰かを癒すためには、まず自分自身を癒すこと。
それが、すべてのはじまりだと思うからです。
それらに応じてもしも、あなたが
「もっと自分を好きになりたい」「誰かの心に寄り添えるようになりたい」と
感じているなら、ぜひ一度、6月1日「無料体験」をのぞいてみてくださいね。
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はぁとらぼスクール 主催講師 岡田まゆみ
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