【コーチング中に出てくるブレーキってどうしてますか?】
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先日コーチングをしている際に、
こういう事例がありました。
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クライアントのYさん「セミナーやろうと思ってるんですけど、なかなか出来ないんです。」
私「そうなんですね!」
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この場合、
あなたがコーチならどうアプローチされますか?
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私はこう続けました。
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Yさん「やろうと思ったら、凄く緊張しちゃって。。。」
私「あぁ、緊張しちゃいますよね。昔からですか?」
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Yさん「思い出してみると、小学生の球技大会かなんかで全校生徒の前でラジオ体操をする事があったんですけど、全く練習せずにやったんですね。」
私「うんうん。」
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とガッカリされたんです。」
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私「その時、どんな気持ちでした?」
Yさん「ミゾオチの奥がギューってなるような
嫌な感覚です。」
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私「母親のガッカリするのを見て、『人前に出る時はちゃんとしなきゃ』って決断をしたんですね。
これからもセミナーをする時に『ちゃんとしたい』ですか?
もしくはこんな風にセミナーしたいという理想はありますか?」
Yさん「楽しくやりたいですね!」
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私「では、『ちゃんとしなきゃ!』を『楽しく!』に再決断してみませんか?これは再決断療法と言って…(長いので略)」
Yさん「ぜひ!」
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私「では、私の言った事を繰り返してください
」
Y「分りました!」
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(再決断してもらいました。約10分ぐらい。)
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私「言ってみてどうですか?」
Yさん「なんだか、楽になりました!」
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そして後日Yさんは、
緻密なスライドを作ってプレゼンするのではなく、
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スライドを一切用意せずに
セミナーを行ったそうです
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私「セミナーどうでした?」
Yさん「すごく楽しくてビックリでした!!」
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私「良かった〜!
」
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この再決断療法は、
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カウンセリング(交流分析)の手法ですが
このようにコーチングにもそのまま使えます。